高校生の頃、楽しんでいた“アイスティラミスの硬さ”
僕が高校生だった頃、サイゼリヤのデザートといえば「アイスティラミス」でした。
冷凍庫から出したばかりで、フォークを刺すと“ガチッ”と硬い音がするほどカチカチ。そしてそのフォームが抜けなくなる。笑
その硬さを無理やり削りながら食べるのが、なぜか楽しかったんです。
友達と「これ固すぎだろ!」「歯折れるんじゃない?」なんて笑いながら、ちょっとしたアイスケーキ感覚で味わっていました。
甘さも控えめで、食後にさっぱりする。300円前後で食べられる手軽さも、高校生のお小遣いにはありがたかった思い出です。
今思えば、あの頃は味よりも「冷たい硬さ」そのものが楽しかった。まさに青春のデザートでした。

アイスティラミスには、真ん中にうっすらと「線」が入っていたのを覚えていますか?
実はあの線に沿って、店舗では“ティラミスカッター”という専用の器具で半分に切り分け、「ハーフアイスティラミス」として提供する作業がありました。
ただし──カチカチに凍っているのでこれが本当に大変!
ガチガチのティラミスにカッターを押し込むと「バキッ」と音がして、時にはうまく割れずに笑ってしまうこともあったくらい。

その後、改良版では納品時点で最初からハーフサイズになり、ワンサイズで提供されるようになりました。店舗でのカット作業はなくなり、現場は大歓喜(笑)。それでもまだ“カチカチ”の硬さは健在で、僕たちはその硬さを楽しみながら食べていたのを覚えています。
今の「ティラミスクラシコ」との出会い
そんな“硬さで楽しんでいたティラミス”は、いつの間にか姿を変えていました。現在のサイゼリヤでは「ティラミスクラシコ」という冷蔵タイプのドルチェが主役です。
冷蔵で提供されるため、スプーンを入れるとふわっと沈むやわらかさ。スポンジはしっとりしていて、マスカルポーネのクリームがなめらかに口の中で広がります。コーヒーのほろ苦さも効いていて、明らかに“本格派”。
高校生の僕がこの味に出会ったら、きっと「え、これサイゼ?」と驚いていたと思います。今では食後に必ず頼みたくなる、完成度の高いデザートです。

なぜ変わった?背景を考えてみる
昔のアイスティラミスは、冷凍庫からそのまま提供できるので、店舗作業や管理はラクでした。廃棄ロスも少なく、オペレーション面ではかなり効率的だったはずです。
それでもサイゼリヤは、手間やロスのコストが増えても「より本格的なティラミスを出したい」と方向転換しました。
イタリアンレストランとしてのこだわりを優先し、“安くて便利”から“一流の味をカジュアルに”へ。サイゼリヤの姿勢が垣間見える変化だと思います。
懐かしさと今の満足感
正直に言うと、あのガチガチに硬いアイスティラミスを懐かしむ気持ちはまだあります。あれをフォークで崩しながら笑っていた時間も、僕にとっては大切な思い出だからです。
でも今のティラミスクラシコを食べると「サイゼリヤも進化したなぁ」と感じます。大人になった僕には、しっとり濃厚な味わいがしっくりくる。コーヒーやランブルスコと合わせれば、ちょっとした食後の贅沢にもなります。
まとめ
昔のアイスティラミスには“硬さを楽しむ青春の味”がありました。
今のティラミスクラシコには“本格的なイタリアドルチェの満足感”があります。
形は変わっても、サイゼリヤのティラミスはいつの時代も、僕たちの食後をちょっと特別な時間にしてくれる存在です。
みなさんはどちらのティラミスに思い出がありますか?
「アイス派」か「クラシコ派」か、ぜひコメントで教えてください。