東京・目黒にあるミシュラン一つ星レストラン「ラッセ」の村山太一シェフをご存知でしょうか?
実は彼、自身の星付きレストランを経営しながら、「サイゼリヤの仕組みを肌で吸収したい」という理由で、
実際にサイゼリヤでアルバイトをしていたという異色の経歴の持ち主なのです。
厨房の中まで知り尽くした村山シェフが選ぶ「サイゼリヤで食べるべきおすすめメニュー」。
元サイゼリヤ店長の私から見ても、「さすがプロ、そこを見るか!」と唸る納得のランキングでした。
今回は、プロの目線で選ばれた神メニューTOP15と、もっと美味しく食べるための「プロ直伝アレンジ」をご紹介します。
【第1位】レベルが違う!「パルマ風スパゲッティ」
村山シェフが「レベルの高いイタリアンよりはるかに凄い」「ぶっちぎりの1位」
と大絶賛したのが、意外にもシンプルなトマトソースのパスタでした。
なぜ1位なのか?
イタリア産トマトをベースにしたソースに、パンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)の旨味と塩気、
そして独特の風味を持つペコリーノロマーノ(チーズ)が合わさることで、
他では真似できない本格的な味わいを生み出しています。
村山シェフは、以下の「味変」を推奨しています。そのまま食べるよりも格段に美味しくなります!
1.「トッピング粉チーズ(+100円)」を追加:チーズのコクと香りが加わり、より濃厚に。
2.オリーブオイルをかける:トマトソースのフレッシュさが引き立ちます。
3.「フォッカチオ(+150円)」で拭う:皿に残ったソースをフォッカチオにつけて、最後の一滴まで楽しむのが正解です。
【元店長の一言】
これは本当にその通りです。サイゼのトマトソースはベースの質が異常に高いんです。シンプルだからこそ誤魔化しがきかないメニューを1位に選ぶあたり、さすがミシュランシェフですね。
第2位〜5位:素材の力が光る定番メニュー
上位には、サイゼリヤの変態的とも言える「素材へのこだわり」がダイレクトに感じられるメニューがランクインしました。
第2位:セロリのピクルス
(※季節や店舗によって販売されていない場合がありますが、野菜の品質が高く評価された一品です。)
第3位:ハンバーグステーキ オーストラリアの自社工場で作られた牛肉100%のハンバーグ。
最大の特徴は、一度も冷凍しない「チルド原料」を使用していること。結着剤を使わず、肉本来の旨味が楽しめます。
第4位:アロスティチーニ(ラムの串焼き) 発売当初、あまりの人気に原料不足になった伝説のメニュー。
羊肉特有の臭みが少なく、シンプルに焼いただけの本格的な味わいです。
第5位:ミラノ風ドリア 言わずとしれたサイゼリヤの代名詞。
ホワイトソースとミートソースのバランスは、プロも認める完成度です。
第6位〜15位:隠れた名品とプロの視点
ここからは、一気に6位から15位までをご紹介します。
「実はこれが凄かった」という通なメニューが入っています。
| 6位 | 柔らか青豆の温サラダ | 甘みが強い最高級グレード「ベビーピー」を使用。グリンピース嫌いも克服できる名作。 |
| 7位 | アラビアータ | ペンネ、にんにく、唐辛子、トマトソースのみ。シンプルな構成だからこそ素材の良さが際立ちます。 |
| 8位 | 生ハム(プロシュート) | パルマハム協会認定の本格派。(※現在はハモン・セラーノ等に変更の場合あり) |
| 9位 | ほうれん草のソテー | パンチェッタの香ばしさと旨味が、ほうれん草の甘みを引き立てます。 |
| 10位 | タラコソース シシリー風 | タラコの旨味と生クリームのクリーミーさのバランスが絶妙。 |
| 11位 | アンチョビのフリコ | 今は提供していない伝説のメニュー。 |
| 12位 | 辛味チキン | 手軽に食べられるサイドメニューNo1 |
| 13位 | 若鶏のディアボラ風 | ジューシーな肉と野菜ソースがうまい |
| 14位 | バッファローモッツァレラのピザ | 水牛のミルク100%のチーズ。 |
| 15位 | エスカルゴのオーブン焼き | バターのコクとガーリックの香りが最高! |
なぜ星付きシェフがサイゼリヤを評価するのか?
村山シェフは、サイゼリヤで働く際、「自分を消して歯車になる」ことを鉄則としていたそうです。
自分の料理知識をひけらかすのではなく、
サイゼリヤが作り上げた「徹底されたマニュアル」や「仕組み」に完全に没入することで、
その凄さを肌で感じ取ったといいます。
【元店長だから知る裏話】
実は、村山シェフが修行として働いていた当時の店舗、そこで店長を務めていたのは私の仲の良い同期でした。
当時、その同期から「ものすごい人が働いている」という話を聞いていましたが、
村山シェフは本当にミシュランのプライドを捨て、一人のアルバイトとして
誰よりも真摯にマニュアルやオペレーションに向き合っていたそうです。
現場でその姿勢を見ていた店長(同期)が言うのだから間違いありません。
そんな彼が選んだランキングだからこそ、単なる「美味しいもの選び」ではなく、
「この価格で、このクオリティを実現している凄さ」を知るプロとしての重みを感じます。
まとめ
1位に輝いたのは、意外にもシンプルな「パルマ風スパゲッティ」でした。
次回のサイゼリヤでは、ぜひ村山シェフおすすめの「粉チーズ&オリーブオイル追加」のカスタマイズを試してみてください。
いつものサイゼリヤが、ミシュラン級のリストランテに変わる体験ができるはずです!
