サイゼリヤに行くと、ドリンクバーや調味料コーナーに置かれている「オリーブオイル」。
なんとなく「無料だから」と料理にかけて使っていませんか?
実はあの緑のボトルの中身、ただの無料調味料ではありません。
世界基準を遥かに超えるスペックを持った、酸度0.3%以下の超高品質エキストラバージンオリーブオイルなのです。
「なぜそんなに高品質なの?」「スーパーで売っている高級オイルと何が違うの?」
この記事では、そんな疑問を持つ方に向けて、サイゼリヤのオリーブオイルの品質の秘密から、驚きのコスパ、そして家庭で楽しめる絶品アレンジレシピまでを網羅しました。
これを読めば、次にサイゼリヤに行ったとき、あのボトルを見る目が変わるはずです。

1. 世界最高水準!「酸度0.3%」が示す圧倒的品質
オリーブオイルの品質を決める最も重要な指標が「酸度」です。
これはオリーブの実がどれだけ酸化(劣化)していないかを示す数値です。
国際基準を凌駕する「サイゼリヤ基準」
国際オリーブ協会(IOC)の規定では、酸度が0.8%以下であれば最高ランクの「エキストラバージン」を名乗ることができます。
しかし、サイゼリヤのオリーブオイルは、その基準を大きく下回る酸度0.3%以下(平均値などではなく、出荷基準として設定)を実現しています。
| 分類 | IOC国際基準(酸度) | サイゼリヤ基準(酸度) |
| エキストラバージン | 0.8%以下 | 0.3%以下 |
| バージン | 2.0%以下 | ― |
この「0.3%」という数字は、収穫から搾油、輸送、保管に至るまで、徹底的に酸化を防がないと達成できない驚異的な数値です。

なぜこれほど新鮮なのか?
- 収穫から24時間以内に搾油: 鮮度が落ちる前に油にするため、酸化が進みません。
- コールドプレス製法: 熱による劣化を防ぐため、25℃以下の低温で圧搾しています。
- 窒素充填: タンクやボトル内の酸素を窒素に置き換え、酸化を物理的にシャットアウトしています。
2. イタリアの老舗「Mira社」との強力タッグ
この高品質オイルを生み出しているのは、南イタリア・プーリア州にある1884創業の年創業の老舗メーカー「Mira(ミラ)社」です。
現地取材で分かった「味」の秘密
サイゼリヤは商社を通さず、このメーカーと直接取引をしています。
ミラ村のテロワール(土壌や気候)は、オリーブ栽培に最適です。
- 品種: コラティーナ種を主体にブレンド。ポリフェノールが豊富で、抗酸化作用が強いのが特徴です。
- 味わい: 青リンゴのようなフレッシュな香りと、喉を通った後に感じるピリッとした「心地よい辛味・苦味」。
この「苦味」こそが、ポリフェノールがたっぷり含まれている新鮮な本物の証です。
「サイゼのオイルは苦いから苦手」という声もありますが、それは「良薬口に苦し」ならぬ「良油口に苦し」と言える品質の証明なのです。

3. まずい?美味しい?実食レビューとおすすめレシピ
「高品質なのは分かったけど、使い方が難しそう…」という方へ。
実は、日本人の家庭料理にも抜群に合います。ここではサイゼリヤ定番メニューと、家庭でできるアレンジ術を紹介します。
店舗での最強ペアリング
- パスタ(ペペロンチーノなど): 仕上げに5mlほど「追いオイル」をしてみてください。ニンニクの香りが引き立ち、唐辛子の辛味がマイルドにまとまります。
- チーズ(モッツァレラ): カプレーゼなどに回しかけると、チーズの乳脂肪分とオイルの青々しい香りが混ざり合い、高級レストランの味に昇華します。
- プチフォッカ+塩: これが最強のおつまみ。小皿にオイルを出し、塩を少し振ってパンを浸すだけ。ワインが止まらなくなります。
家庭で試したい「5分アレンジ」レシピ
- バニラアイスの塩オリーブがけ バニラアイスにオイルを小さじ1垂らし、岩塩をひとつまみ。まるで「高級塩キャラメル」のような味わいに変身します。
- 納豆・味噌汁へのちょい足し 意外ですが、和食との相性も抜群。味噌汁に数滴垂らすとコクが増し、納豆に混ぜると臭みが消えてマイルドになります。
【ポイント】 加熱しすぎると香りが飛んでしまうため、「仕上げにかける」のが一番美味しく食べるコツです。
4. コスパ検証!1本1,200円でも「激安」な理由
「サイゼリヤで1,200円?」と聞くと、少し高く感じるかもしれません。普段のメニューが安すぎるせいもありますが、実はこのオリーブオイル、品質対比で見ると破格の安さなのです。
テイクアウトは「500mlボトル」一択!
現在、店舗のレジで購入できるのは以下のサイズのみです。
| 購入形態 | 容量 | 税込価格 | ml単価 |
| テイクアウト | 500ml | 1,200円 | 2.4円 |
スーパーの高級オイルと比べてみた
「酸度0.3%以下」という同等スペックの高品質エキストラバージンオリーブオイルを、成城石井やカルディ、百貨店などで探すと、500mlで2,000円〜3,000円ほどするのが相場です。
- 一般的な高級EVオリーブオイル: 4.0円〜6.0円 / ml
- サイゼリヤのオリーブオイル: 2.4円 / ml
世界的なオリーブ不作で価格が高騰している中、この品質をこの価格で維持できているのは、イタリアのメーカーと直取引をしているサイゼリヤだからこそ。
「本物のオリーブオイルを、サラダ油感覚で使える価格で提供する」という企業努力の結晶と言えます。
5. 購入方法と保存のコツ
買い方は簡単!レジで伝えるだけ
食事の会計時に、レジスタッフへ「オリーブオイルを1本持ち帰りで」と伝えればOKです。
在庫があればその場で購入できます。 (※在庫状況は店舗によるため、確実に欲しい場合は事前の確認がおすすめです)
500mlも使い切れる?保存のポイント
「500mlだと酸化する前に使い切れるか心配…」という方もご安心ください。以下の方法で鮮度をキープできます。
- 冷暗所に置く: コンロの近くなど高温になる場所は避け、戸棚の中など涼しく暗い場所に保管してください。
- アルミホイルを巻く: 光による劣化を防ぐため、ボトルにアルミホイルを巻くとさらに長持ちします。
- 小分けにする: 普段使う分だけ小瓶に移し替え、本体の開栓回数を減らすのも有効です。
まとめ
サイゼリヤのオリーブオイルは、無料のサービス品という枠を超えた、「酸度0.3%以下」の世界最高水準スペックを誇る逸品です。
- 品質: IOC基準(0.8%)を遥かに下回る新鮮さ。
- 味: ポリフェノール由来の心地よい苦味と、青リンゴのような香り。
- 価格: 500ml 1,200円は、同品質の市場価格と比べても圧倒的なコスパ。
家庭に1本あれば、サラダ、パン、パスタ、そして納豆やお味噌汁まで、毎日の食卓がぐっと豊かになります。 次回のサイゼリヤでは、ぜひレジで「オリーブオイルください」と声をかけてみてください。その価値は間違いなくあります!
